●理学療法士:6名所属学会:日本理学療法士協会、日本臨床スポーツ医学会、日本保健科学学会、日本徒手療法学会、National Strength and Conditioning Association
●アシスタント:8名
リハビリテーションの国家資格を有する理学療法士が治療を行います。理学療法士は痛みなどの症状のある部位だけではなく、その原因に関連する身体の他の部位に対しても詳細に調べて対応します。
医師による診察後、2階のリハビリテーション室で理学療法士による問診・治療を行います。また、必要に応じて物理療法(電気治療など)も行います。
予約制のために初めての方はお待ちいただくことがあるかもしれませんが、予約をして後日リハビリテーションを受けることも可能です。
2回目以降で予約されている方は予約時間にリハビリテーション室にお越しください。物理療法は毎日受けることができますので、受付時間内にお越しください。
超音波骨折治療機とは低出力パルス超音波(Low Intensity Pulsed Ultra Sounds: LIPUS)を利用した骨折治療機器のことです。骨に機械的な刺激を加えると、その刺激に応じて骨が形成、修復されることが確認されています。LIPUSはきわめて出力の弱い超音波を断続的に発振することで骨折部位に音圧刺激を与え、骨の癒合を促進するものです。LIPUSによる刺激により、骨の形成を促進し治療時間を約40%短縮できるとの報告もあります¹⁾²⁾。
超音波骨折治療法はこの微弱な超音波を1日1回20分、骨折部に当てることで骨折治療を促進する治療法です。
この治療で用いられる超音波は、超音波検査に利用されているのと同レベルの非常に低出力(30mW)の超音波です。ただし、検査で用いる超音波とは異なり超音波を1秒間に1000回というパルス状にして照射する(普通の超音波が連続的なのに対し、パルス状では断続的になる)ことが特徴的です。
超音波そのもののエネルギーは非常に低いので、患者様は何も感じず、痛みもありません。毎日20分だけ専用の機器を骨折部位に当てるだけの簡単な治療法になります。
参考文献
1) Heckman JD, Ryaby JP, McCabe J, Frey JJ, Kilcoyne RF. Acceleration of Tibial Fracture-Healing by
Non-Invasive, Low-intensity Pulsed Ultrasound. J Bone Joint Surg Am 76(1):26-34, 1994.
2) Kristiansen TK, Ryaby JP, McCabe J, Frey JJ, Roe LR: Accelerated. Healing of Distal Radial Fracture with the
Use of Specific, Low-intensitiy Ultrasound. J Bone Joint Burg AM 79(7):961-973, 1997.
2か所の部位の同時照射や2方向からの照射のほか、広範囲の骨折にも1回で照射できるなど目的や用途に応じて使用。
超音波出力は対象となる骨折部の深さに応じて、30mW/cm²と60mW/cm²の2段階で設定が可能です。適応に応じた照射条件を使い分けることができます。
※部位や状態によっては適応とならない場合がございます。
椅子にすわる姿勢でそのまま牽引が可能になったことで、患者様の負担が軽減されます。
期待できる効果としては、マッサージ効果、椎間開大の手助けをして圧迫神経への影響をやわらげることが挙げられます。
腰椎牽引では、治療に際しては腰臀部の筋をリラックスさせ、股関節と膝関節とを十分に屈曲させる前屈位姿勢で牽引します。
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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09:00~12:00 | ○ | ○ | - | ○ | ○ | ☆ | - |
14:30~17:30 | ○ | ○ | - | ○ | ○ | - | - |